膝の痛み間違った対処の結果、湿布かぶれによる”膝裏に傷”

はじめに
膝に痛みなど何かの症状が出たら自分を過信することなくすぐ病院へ!!

膝を痛め、それが原因で膝のをケガをして、ここ一ヶ月、不自由な生活を過ごしていました。
大きな病気でも怪我でもないけど膝を痛める、特に膝の裏の怪我は厄介で曲げることも、伸ばすことも出来ず、今まで当たり前だと思っていたいろんな生活の場面で支障が出ることを実感しました。

本来なら2週間くらいでほぼ回復するはずだった膝。早く治したい一心で過剰な対処で膝の裏に傷を作るという大失態をやらかし、さらに2週間と長引かせてしまい・・・

その時、休日のため病院も休み。”膝裏の傷”への対処に悩み、色々調べたけど、知りたい情報が出てこない。そのため自己流でさらに悪化させるという自体に陥ったので、備忘録として、誰かの役に立てばと記録しておきます。

※冒頭にも書きましたが、今回は休日だったこと、そこまでひどい怪我(個人的にはめっちゃ痛かったけど)でなかったことで自分で応急処置をしました。しかし一番は早く医者に診てもらうことを優先させましょう!!

 膝を痛めた理由 

急激なスポーツです。普段は歩くの大好き、小山ならハイキングも大好き、軽いランニングも嗜むため、全く運動してないタイプでは無いけど、今回はやったことのないスポーツにチャレンジ。大した準備運動もせずにハリキッたことで、過去に痛めた膝を再び痛めました。特に捻ったこともなく、単純に急激な運動です。
その日は少し痛めたかな?という程度でしたが、翌日まともに歩けないほど痛みが出て悪化。すぐ病院に行くと炎症により水が溜まっているとの診断。

膝の痛みの原因「変形性膝関節症」

膝の痛みの原因は診察で病名をはっきり言われてないけど、おそらく「変形性膝間接症」かな?と。
年齢を重ねるごとに磨り減る軟骨が原因の一つのようで外傷や、スポーツ等での靭帯の損傷、体重オーバー、筋力低下による膝への負荷など、誰でも発症する可能性がある病気。特に女性に多く、まだ若いからと自然治癒でほっておくと進行していき将来介護生活になるリスクも高まるという、軽く考えちゃいけない病気。

膝痛の治療経過

急な運動で膝を痛めてから、湿布薬を処方されたので毎日貼っていました。
1週間もすれば良くなるかと思っていたけど、痛みで膝の曲げ伸ばしも不自由な状態は変わらずで、再び水も溜まっていました。医師の診断で膝を安静にしつつもうしばらく湿布薬で様子を見ることに。
楽しみにしている予定が立て続けにあり、何よりこれから季節も良くなるし早くランニングしたり、山に登ったり、健康な膝に戻したいという想いから湿布を膝の上からと、特に痛みを感じていた内側の裏からと2枚貼って、サポーターをしっかりつけるという生活を更に1週間続けました。
お陰様で楽しみにしていた予定は足を引きずりながらも めい一杯楽しみ、それが逆にストレス解消になったのか、膝の痛みも収まりつつありました。

膝の裏の異常を見過ごした結果「膝の裏に傷」

しかし、友人から「膝の裏かぶれてるよ」と指摘が。初めて膝の裏が赤くなっていることに気づきました。でも全く痒くも痛くもない状態だったので、効果を感じていた湿布をそのまま貼り続けました。
そして、足を引きずらなくても歩ける状態になったのでリハビリも兼ねて長距離散歩に出かけた日、汗をかいたのでお風呂に入ろうと湿布を剥がすと、膝の裏に激痛が!!慌てて痛みを感じた膝裏を覗くとちょど関節辺りの皮が直径1センチほどめくれてました!!恐るおそるさっき剥がした湿布をみると、しっかり皮が付着。
大きな箇所以外も小さく剥がれている所も数カ所。もうヒリヒリ、ズキズキとなんとも言えない痛みが発生しました。
さっきまで膝の曲げ伸ばしはできるまで回復していたのに、今度は曲げることは当然、ちょうど膝裏の関節の上だったから伸ばすことも出来ず、運動による損傷を上回る痛みと不自由に見舞われました。

膝裏の傷への対処ミス①

膝の裏に出来てしまった傷、風に触れるだけでも痛い傷、これを何かで覆わなくては。でもそもそも湿布の粘着でやられてしまった膝裏に絆創膏を貼るわけにもいかず。でもシャワーの水も痛い状態なので、ある程度防水できるものがいいし と、色々対処を考えました・・・

傷の症状をまとめると

  • 膝裏関節部分に約1センチの傷
  • その周辺にも所々同様の小さな傷
  • 膝裏全体は湿布かぶれ(痒みはなく赤みのみ)

こういう症状の時にどういった対処が相応しいのか?
休日のため病院も休み。
ネットで検索するも有益な情報が出てこない。
自分の症状や状況は自分が一番わかっているという過信と、とにかく早くこの傷を大きなもので覆いたいという本能から薬局に駆け込み応急処置として二つの方法を考えました。

  1. ガーゼ部分が大きく粘着部分が弱そうに見える傷当てパッド
  2. 大きめのキズパワーパッド

色々思案した結果、1の商品を購入。キズパワーパッドは3枚で1000円近くと高額だったこと、粘着力は全面にかけてあるような印象だったからやめておきました。
結果、翌日痛みが治まることはなく、貼ってるキズ当てパッドに薄く色のついた滲出液が滲みているし、全く治っている気配もない。衛生的にも貼り替えたくそっと剥がしたところ、患部はもちろんその他の小さい傷もまた剥がれました・・・

膝裏の傷への対処ミス②

時は3連休真っ只中。病院も行けないし八方塞がりな気分で、友人に相談。子供がいるからこそ、こういった傷による怪我に詳しいはず。すると一番大きいキズパワーパッドを薦められ、理由としては治った後もきれいだし、何よりガーゼのように傷に張り付く繊維もないという提案で、なるほど!と納得。
でも念のために、皮膚に密着し剥がれにくくなった時どうしたらいいか?調べると、端っこを引っ張って空気を入れるといいらしい!ということが分かり、さらに納得してすぐに買いに走りました。
ようやくこれでお風呂も苦もなく入れるし、2日もすれば傷口も治まるだろうと思っていましが・・・
キズパワーパッド1日目は安静に、2日目はどうしても外出する予定があったので外出を。
すると時間が経つ度にズキズキと患部の痛みが増し、用事を済まし恐るおそる膝裏をみるとキズパワーパッド特有の白いぷっくりしたものの中に黄色いものが混じっていました。これは明らかに膿んでいる。

膝裏の皮膚、そう言えば柔らかいよな

キズパワーパッド2日目は連休明けの平日だったから急遽病院に行くことに。
でもキズパワーパッドは痛さを知ってる自分で剥がさないと怖い。既知の通り端っこを引っ張って空気を入れて、とやってみたけど膝裏の肌は思いのほか柔らかい。キズパワーパッドはいつも以上にしっかりピッタリと肌に密着している。
他に上手な剥がす方法は無いか?と「剥がれにくい湿布を剥がす方法」で調べると「ぬるま湯を流し込む」という方法が出てきた。
”お湯はしみる”でも剥がれやすくするため、ぬるま湯を少しづつ流し込みながらそーっと、そーっと、最後はエイっと剥がしました。
最初のガーゼほどではないけど、せっかく治りかけていた瘡蓋は少しだけ剥がれる場所もあって痛かったけど、最小限にうまくはがせました。

そして病院に。

空気に触れるだけでしみる傷口。医者よる治療の痛みには耐えるしかないと覚悟を決めてました。これでようやく正しい治療方法を教えてもらえると。
看護師による処置は結果的に痛くありませんでした。消毒をした後にたっぷりのワセリンに薬が入った塗り薬(軟膏)を、優しく塗ってもらったから殆ど摩擦がなく痛みが無かったのです。
そのたっぷりワセリンの軟膏の上からガーゼを置き、医療でよく使われる白いテープで軽く留めるだけの処置をしてくれました。
でもガーゼは一度失敗経験があったので、処置前にその不安を伝えたところ、軟膏を塗っているからガーゼが傷口にひっつくことが軽減されると教えてもらいました。
確かにその通りだと納得。実際にそのガーゼを自分で取り替える時、殆ど瘡蓋が剥がれることなく張り替えることも出来ました。

処方される湿布薬についての補足

私が今回失敗してしまった要因の一つに湿布薬について注意事項を理解して無かったことです。今回知識として得た湿布薬について参考までにまとめます。

  • 処方箋と湿布の袋に書いてあることを熟読しよう
  • 貼ってる時、その後4週間程度は紫外線にあたらないように注意する(今回は知らずとも守って居ましたので、今回のかぶれには関係ありません。)
  • かぶれてから先生に言われた注意点として、3時間くらいで剥がす。寝る時は貼らない
  • 肌が弱い人は先生に事前に相談

最後にまとめ

同じような湿布によるかぶれを原因とする膝裏の傷に悩まされた場合

  1. 医者にすぐ診てもらう
  2. 応急処置なら傷口を清潔にした後、塗るときに皮膚に摩擦を起こさないワセリンや軟膏を塗ってから、大きめのガーゼでそっと多い、優しい粘着力のテープで留める。
  3. お風呂に入るときは、ビニール袋を足に通し、上下に輪ゴム。そして治るまではシャワーで我慢。
  4. 出来る限り安静に膝を使わない(傷の度合いにもよりますが私の場合は2日は安静が必要だった。

膝裏の皮膚は思っている以上に柔らかく繊細です。湿布を長時間貼り続けること、また繰り返しの張り替えは大きな負担になるので気をつけましょう。

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