関東で、登山初心者でも登れる山を検索して見つけた「大山」
しかし、侮ってはいけない。キツイ登山が待っていた。
その②山頂へ編です。
ここからが本番!阿夫利神社下社から出発
ツラい階段登山が終わり、ようやくケーブルカーの終点「阿夫利神社下社」に到着
ここは大山の中腹辺りに位置するようで、十分にきれいな山からの景色が楽しめました。
ここまで30分で登るつもりが結果的に60分(大山寺立寄時間も含む)かかり・・・しかし!ここからが本番でした。
阿夫利神社下社で「安全に楽しい登山になりますように」とお参りを済ませ、
いよいよ登山口へ。
登山口には鳥居が立っていて、必ずそこをくぐります。
そこをくぐる前にも、もう一度自分たちで安全祈願。
あれ??そんなに大変なの?とやや不安になりながら、いざ鳥居をくぐると
聳える急勾配な階段。登りきって振り返ると転げ落ちそうです。
そしてここから続く、続く、またもや急勾配な山道。
ただ、先ほどの道中に比べると、岩や木の根っこがごつごつと山道を形成し、
足の置き場を考えながら登る、とても登り甲斐のある山道です。
途中には「夫婦杉」や、「天狗の鼻突き岩」など名所を楽しみながら登ります。
しかし!! 結構登ったな〜と、かなり疲労感が漂いはじめた地点で衝撃の事実が!
下山してくる人が苦笑いを浮かべながら「まだまだここから随分大変な思いをするよ」と助言をくれたのです。
道中に里程標がありこの地点で12町目あたり。頂上は28丁目だと・・・。
そこから里程標がある度に何丁目か確認をしながら登りましたが、なかなか進みません。
お腹も空き、汗だくです。足も一歩一歩上げるのが大変です。
私たちはかろうじて山歩きのスタイルでしたが、
中には水も持たない、ほんのハイキング気分だったと思われる軽装の人もチラホラ。
とてもツラそうでした。
しかし時折木々の間から見える景色に癒されながら、
頂上からの景色はこれ以上なんだと鼓舞し前に進みました。
富士見台(20丁目あたりだったかと)という場所に到着。
当日は少しガスっていて残念ながら薄らとしか見れませんが、
かなり大きく富士山が見れます。
きれいに見える日は、これだけでも登って良かったな〜と、
とても感動しそうです。
ここまで来ると後ひと息な感じもしてきましたが、
ここからも長かったな〜 という印象でした。
そしてようやく頂上の気配が。
鳥居が現れました。
でもここからも急勾配な階段やら道が続きますよ。
この辺りはもう写真を撮る気力も残っていませんでした。
大山の山頂に到着!
そしてようやく山頂です!
高尾山なんて比べ物にならないくらい絶景でした。
この日は少しガスっていたのですが、空気が澄んでいたら江ノ島まで見えるのではないかと。
私たちはこの絶景を眺めながら持参したお弁当とビールを頂き本当に最高でした。
(山頂にも茶店がありますが、15時頃には閉まりますので、少し遅めに登り始める人は、なるべく水分や食物は自分たちで用意しておいた方が無難です。)
大山登山まとめ
・伊勢原駅からの全行程 約5時間(初心者かなりゆっくり・下山はケーブルカー)
・初心者はケーブルカーを使うべし!(特に登り)
・男坂は階段ばかりでキツい。女坂もまぁまぁ階段多いが、大山寺に寄れる
・水分無ければ阿夫利神社下社周辺の茶屋で必ず購入
・阿夫利神社下社から本当にキツい登山(初心者にとって)
・富士見台からの富士山は絶景(天候による)
・山頂の茶屋は15時頃に閉店
・服装は登山スタイル推奨(当然ながらスカート、サンダルNG)
・水分、食料は持参。(特に水分は必須)
本当に今回は想像よりキツい登山でしたが、
頂上からの絶景と美味しいビールのために、また登りたいなと思います。
ただし、次回は絶対にケーブルカーで途中まで登ってから。
そして、決して軽装では来ないでください。
そんな簡単な山ではありません。
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[…] その②へつづく。 https://sakura-hai.com/ooyamatozan-2 […]