NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』が面白くなってきた。
喜美子(戸田恵梨香)が大阪に働きに出てから、大久保さん(三林京子)や、荒木荘の人々、ここ最近は幼馴染の照子(大島優子)、信作(林遺都)との戯れ合う様子や、絵付師の深野(イッセー尾形)と弟子たちとの日常など見所が増えてきた所に、今朝は今作初めての泣きのシーンに出会いました!
数回前から八郎として登場したあの俳優「松下洸平」一体誰??と気になったのでリサーチ!
朝ドラの魅力はヒロイン以外で注目の俳優がいる登場する所!
朝ドラヒロイン以外で、出演をきっかけにブレイクしたり、舞台等ですでに実力がありながら朝ドラきっかけで全国区になる俳優さんをいっぱい見てきました。本作出演の林遺都も95作目の「べっぴんさん」に出演し話題になった一人。
朝ドラの良い所として、ヒロイン以外の力ある俳優さんに出会えることが楽しみの一つです。
記憶を辿って、今すぐ思い出される朝ドラきっかけで注目しはじめた俳優だけピックアップ!
(ほんの一部です)
唐沢寿明(純ちゃんの応援歌)
渡辺いっけい(ひらり)
走らんか!(菅野美穂)
堺雅人(オードリー)
錦戸亮(てるてる家族)
ちりとてちん(青木崇高)
綾野剛(カーネーション)
尾上寛之(カーネーション)
風間俊介(純と愛)
黒木華(純と愛)
吉田羊(純と愛)
松岡茉優(あまちゃん)
有村架純(あまちゃん)
菅田将暉(ごちそうさん)
高畑充希(ごちそうさん)
柄本佑(あさが来た)
桐山照史(あさが来た)
松下優也(べっぴんさん)
林遺都(べっぴんさん)
中川大志(なつぞら)
松下洸平(スカーレット)
そう、今回のスカーレットでは、今作一番感動したシーンの主役”松下洸平”
誰??全く知らなかった俳優さんでした。
『スカーレット』八郎・松下洸平の存在感が高まった感動の名シーンとは
新入社員として丸熊陶業に入社した十代田八郎。喜美子に何かしら影響を与える人物だろうと思わせる存在として登場しましたが、これまでの草間さん(佐藤隆太)、信作(林遺都)、圭介(溝端淳平)に比べるとやや地味な印象。
しかし!冒頭にも書いたように本日(11月23日)の放送回で、喜美子のマスコットガールとして掲載された新聞記事に対する怒りを、怒っていないと言いながら顕にするシーン、そして何より深野に想いを打ち明けるシーンで、一気にその存在感を高めました。
その感動のシーンとは、喜美子たち絵付け師の部屋を訪れる八郎。
先日の入社の挨拶の時に緊張して深野先生に言えなかったことがあると話し始める。
それは祖父が所有していた深野の作品に対する想いや、祖父が亡くなった後も形見として家で大事に飾られていたこと。そして微笑ましく八郎の話しを聞き、自分の作品を大切に持っていてくれたことへの感謝を述べる深野。
しかし、八郎が本当に打ち明けたかったことはその作品を「白いご飯に変えました・・・」という事実。戦後の食料不足の時に八郎は、深野の作品を闇市でお米と卵を買うために手放したのです。
そして偶然にも丸熊陶業で深野と出会ってしまう。これは偶然ではなく必然だ。深野先生に謝らなくてはという一心で八郎は深野に涙ながらに、深野の絵を売ってしまったことを告白する。
朝から久しぶりに泣ける朝ドラのシーンでした。そしてすぐに八郎を演じる松下洸平を調べました
松下洸平はシンガーソングライター!?
1987年生まれ。2008年にシンガーソングライターとしてCDデビューを果たしています。
母親が画家ということもあり、幼い頃より芸術や音楽に触れる機会が多く「天使にラブソングを2」に感銘を受け、歌手の道を志したそうです。
自分で詩・曲も書き、母親の影響なのか絵も描けるので、歌いながら絵をかくパフォーマンス「ペインティング・シンガーソングライター」として関東近郊でライブ活動をはじめ、CDデューを果たしました。
その後、テレビや舞台で俳優としても活動を始め、舞台はミュージカルを中心に色々作品に出演していますが、私が触れて来た作品には出演作がありませんでした。
だから当然ながら今回初めて知った俳優さん。
シンガーソングライターとしてデビューしたには演技が上手すぎる!!と思っていましたが、やっぱり舞台を中心に多くの出演作があり、すでに実力のある知る人ぞ知る俳優さんだったのです。
今回の朝ドラで私のように「初めて知った!」という声もSNS等で多く見られ、本作で全国に名が知れ渡るきっかけになるのでしょう。
余談ですが、同じような経歴で、渡辺大地が思い出されました。彼は「カーネーション」、「まれ」と朝ドラには2作品も出ていて、近年は映画にドラマに大活躍です。
松下洸平もこれからいろんな作品に出演し、俳優として益々大活間違いなし!!と勝手に太鼓判です。